フィルムスキャナーを使ったネガフィルムのデジタル化と、カメラ屋さんのデジタル化サービスを試してみた結果を実例を交えて紹介

ネガフィルムをフィルムスキャナーでデジタル化してみた

ケンコーフィルムスキャナーKFS-900

いろいろと検討した結果、ケンコー社のフィルムスキャナーKFS-900を買いました。
※現在、KFS-900の後継機としてKFS-1400が販売されています。(外形デザインや操作などは同じで、1462万画素のCMOSセンサーを搭載、スキャン解像度3000dpiに対応)

持っているネガフィルムのほとんどが「写ルンです!」で撮ったもので、しかもピンボケだらけの写りもよくない状態なので、高画質でスキャンできるほどの機能が付いたスキャナーは必要なく、色合いやキズなどは、あとでフォトショップなどで画像処理すればいいと判断して、できるだけ安く、評判のいいスキャナーとしてこれを選びました。


このフィルムスキャナーは、パソコンを持っていなくてもスキャナー側の簡単な操作だけでSD/SDHCカードに直接保存することができます。保存した画像をUSBケーブルでパソコンに保存することもできて、プリンタにつなげれば直接印刷もできます。

自分の場合は、USBでパソコンに取り込んでから、画像処理したり、別媒体やクラウドに保存するつもりなので、スキャナー側では処理は、スキャンだけでした。

使ってみた詳細はのちに説明するとして、本体と付属品は以下の内容です。

まず、本体ですが、思ったよりコンパクトでかなり軽くてびっくりしました。
本体のサイズ:約88(W)×100(D)×170(H)mm、重量450g(付属品含まず)

フラットベットスキャナーなら置き場所などを考えないといけないと思っていましたが、これなら、本棚の端にでも置いておいて、使う時だけ机に乗せればいい大きさです。


6コマ用ホルダーです。カメラ屋さんで現像してもらったほとんどの35mmネガフィルムは、スリーブに入れて6コマづつ保存されています。
この6コマづつのフィルムをこのホルダーに挟んでスキャンするためのホルダーです。
自分はこのホルダーしか使いませんでした。


あと、長巻フィルム用ホリダーとスライドマウント用ホルダーが付属しています。



USB接続ケーブルです。スキャンしてSDカードに保存した画像をこのUSBケーブルでパソコンに取り込みます。スキャンした画像データをUSBケーブルで直接パソコンに取り込むことができないので、SDカードが必要です。本体にメモリがあって、そのメモリに画像を保存できますが、3-4枚ほどしか保存できません。SDカードは必須ですね。


TV接続ケーブルです。テレビの大画面で写真を見たい場合に接続します。自分は使ってません。


電源プラグです。この電源プラグとUSBケーブルを接続して電源を取ります。

KFS-1400の仕様

イメージセンサー 1462万画素 CMOS 焦点距離 固定焦点
液晶モニター 3.0型 TFT 内蔵メモリー 約14MB
外部メモリーカード SDメモリーカード :32MB~2GB
SDHCメモリーカード :4GB~32GB
露出/色調整 6段階
スキャン解像度 3000dpi(約B4サイズ) データ変換 10bitカラーチャンネル
画像形式 JPEG 対応フィルム カラーネガフィルム35mm、
カラーリバーサル(ポジ/スライド)フィルム35mm、
白黒ネガフィルム 35mm
光源 バックライト(白色LED×3) 出入力ポート USB2.0
TV出力(φ3.5mmジャック)
HDMI出力
電源 ACアダプターまたはUSBバスパワー 寸法 約88(W)×100(D)×170(H)mm
重量 約450g(付属品を含まず) 同梱品 6コマ用ホルダー、スライドマウント用ホルダー、
長巻きフィルム用ホルダー、ACアダプター、
USB接続ケーブル、TV接続ケーブル、
HDMI接続ケーブル、清掃用ブラシ、取扱説明書、
CD-ROM

 

【対応OS】 Windows XP(SP2)/Vista(32bit)/7(32bit/64bit)
【付属画像編集ソフト 対応OS】Windows XP(SP3/Vista(SP1以上 32bit)/7(32bit/64bit)

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